2011年7月27日 (水)

吉祥寺中華料理 空き店舗を食堂に 自殺志願者の生活再建に活用

和歌山県白浜町のNPO「白浜レスキューネットワーク」が、白浜温泉の商店街の空き店舗で、早ければ9月にも中華料理の店をオープンさせる。街の食堂としてだけでなく、同NPOが保護した自殺志願者の生活再建の場としても活用する。県の「商店街コミュニティ機能強化支援事業補助金」を受ける。町も支援する方針で、予算案を開会中の町議会定例会に提案している。


 同支援事業は、商店街の空き店舗を使い、新たな機能と人のにぎわいを創出するのが目的。補助率は県と市町村が事業費の3分の1ずつで、上限は計300万円。

 同NPOは、飲食店の経営と総菜の宅配事業をする。300万円の補助を受け、NPOも150万円を出す。

 温泉街の中心部にある銀座通り商店街の空き店舗(約30平方メートル)を借りる予定。同NPOが保護した50代の男性をシェフに採用する。男性は36年間、中華料理店で調理をしていた経験があり「確かな腕と勤労意欲がある」(NPO)という。

 営業していない時間帯は町内会や女性の会合の場として開放し、コミュニティーサロンとして活用。周辺地域には1人暮らしの人が多く、総菜の宅配を通じて生活を支える役割も果たしたいという。

 同NPOは2006年5月に発足した。会員は130人。「いのちの電話」への対応や三段壁での自殺防止活動、保護した人の生活自立支援活動、学校支援ボランティアなどをしている。

 自殺防止や生活支援活動はNPO発足前からしており、昨年までの10年間で約490人を保護。400人以上が再スタートを切ったという。また、30人以上が自立して町内に住んでいる。ほかに17人が自立を目指して共同生活をしており、うち数人が今回の事業に参加する。

 NPOの藤藪庸一理事長(38)は「NPOでは自殺志願者の保護と自立支援までしかできていない。持続可能な職業訓練、就労支援、生活再建の場として『希望の食堂』となるよう、また、地域の人の集いの居場所となるようにしたい」と話している。

神田中華料理一覧

2011年6月18日 (土)

吉祥寺中華料理 被災地に残った中国人の避難生活(2)中国人はほぼすべて帰国

中国山東省出身の趙艶さんは、東日本大震災で多大な被害を受けた仙台に今も滞在しており、彼女は仙台に残った数少ない中国人の1人だ。彼女は「自分の人生で、まさかこんな経験をするなんて思いもしなかった。これから何があっても、自分の夢のために生きていく」と語った。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。

 ■繁盛する仙台の飲食店

 趙艶さんの避難所生活は3月末まで続き、その後、彼女は住んでいた部屋に戻ってきた。しかし、彼女は相変わらず生存問題に直面し続けている。「年間60万円以上の学費のためにも、何もしないでいるわけにはいかない。放射能が取りざたされているが、アルバイトで稼がなければならない」

 彼女は、この1カ月で2つのアルバイトを始めた。1つは食品加工工場でおにぎりを作るもので、もう1つは中華料理店での皿洗い、時給は750円。「2つとも短期のバイトで、おにぎり作りは朝早く、朝6時半から11時半まで、週5日勤務で、休みは月木、4月の初め頃まで続ける」

 ここ数日は、中華料理店でのバイトを始めた。彼女によれば、仙台は福島から90キロしか離れていないが、人びとの精神状態は、福島よりかなり良いという。「お店は、毎日とても繁盛していて、私も夜6時から10時まで忙しい。客はすべて日本人で、中国人はほぼすべて帰国してしまった」

 ■白菜は価格に大きな変化なし

 徐々に普段の生活に戻れるかと思いきや、4月11日午後、地震発生後ちょうど1カ月の当日、再び大きな地震が日本を襲った。趙艶さんが不満に感じたのは、その前日にようやくガスが復旧し、自炊できるようになったばかりだったのに、11日の地震で、再びガスが止まってしまったことだ。「今は、自宅で炊飯器を使って、ご飯を作るだけ。ご飯と青菜炒め程度しか作れない。」

 青菜は現在、震災前に比べて価格が高騰している。彼女によれば、キャベツは以前の3~4倍の400円に値上がりしたという。彼女は、価格変動の小さい白菜を食べるようにしている。

 ■考慮の範疇にない放射線問題

 今後の予定について、趙艶さんは「留学の道を選んだからには、ここで4年以上勉強しなければならないので、まずはお金を稼ぎたい」という。中国メディアがもっとも注目する放射線の問題は、彼女の考慮の範疇(はんちゅう)には含まれていないようだ。

 「日本政府メディアによれば、微量の放射性物質は人体に影響ないと言っている。以前は少し心配だったが、今の状況から、仙台への影響はそれほど深刻なものではなく、今後さらに良くなると思う。周りの日本人たちもいつもどおり生活しているし、スーパーの品薄状態も解消したし、品物の買い占めももう起きていない」

 また、鉄道会社の掲示によれば、12日に一部の路線で運行が再開するという。「少し離れた工場でアルバイトしようと考えていたので、運行再開は助かる」彼女は嬉しそうにそう話してくれた。(おわり 編集担当:米原裕子)

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